ドクターズファイルに馬場理事長が掲載されました。
尿道炎
排尿時痛、頻尿、残尿感などの症状から始まり、尿道から白色~黄白色の膿がでることがあります。大腸菌などの細菌感染で起こることもありますが、若い男性の尿道炎はクラミジア、淋菌の感染が原因のほとんどをしめます。いわゆる性感染症(以前、性病と言われたもの)です。治療は抗生物質の内服。原因菌がクラミジアであればマクロライド系やテトラサイクリン系の抗生物質の内服。淋菌であればセフェム系あるいはペニシリン系抗生物質の内服となります。治癒するまで通院が必要です。放置しておくと将来、尿道狭窄の原因となることがあります。(尿道が狭くなり排尿困難となります)また。パートナーの治療も同時に必要となります。